お客様に求めていただける家を提供するには汎用化と体験がカギ

妹尾

山下様はYoutubeや地元テレビメディアに出演されているかと思います!まずは、断熱に関してどのように考えられていますでしょうか?

山下社長

実は今まで全く性能には興味がなかったのが本音です。(笑)グラスウールを吹き付ければ暖かくなるくらいにしか思っていませんでした(笑)

山下社長

ただ、家を建てた時にLIXILさんからアテンドされてスーパーウォールのモデルハウスに来てくれないか?と言われてね、めちゃくちゃ雪深いところに連れていかれたんですよ(笑)
エアコン1台で本当に暖かいのか疑っていたので、コートの下はタンクトップで行ってみたんです(笑)

山下社長

そしたら、びっくりするくらい暖かかった。自分の価値観を大きく変えられて、そこから断熱性を高めたいと思うようになりました。

妹尾

なるほど、ご自身で体験されていたんですね(笑)しかもタンクトップで(笑)なぜ、DCPを選んでいただけたんですか?

山下社長

一言で言うと汎用性です。

山下社長

まず、お客様に高断熱住宅を提供するとなった時、コストを下げて提供できないかと考えました。じゃないと、ご購入いただけないですからね(笑)本当にたくさん研究した結果、W断熱をしないと、私たちが求める水準まで行かないことが見えてきました。

山下社長

そこで出会ったのがDCPWALLでした。私たちがやろうとしていたことが既に形として完成されていました。(笑)
また塗壁と言うのも良かった。競合差別化もできるし、継ぎ目がないのでデザイン性も良い。まさに渡りに船という感覚でした。
でも、最終的な決め手は、御社と共通の知人がいたということですが(笑)

妹尾

ありがとうございます!そんなご縁もあったんですね。お客様にご購入いただくための「汎用化」というのはキーワードですね

妹尾

塗壁はわかりやすく「おしゃれな家」と認知することが可能かと思うのですが、山下社長が仰られる通り、断熱は伝わりづらいと思います。どのように伝えていますか?

山下社長

うちは、体験してもらうことを常に意識しています。例えば車を買う時って絶対試乗するじゃないですか?家は人生で高い買い物って言われるのに体験ってあまりないですよね。
高性能住宅の情報は色々とあるが、正直情報があふれていてお客様も逆にわからなくなっている。何が重要かご理解賜るために、まずは体験してもらって体感いただくようにしています。

妹尾

なるほど、山下社長の最初の家づくりのきっかけも体験だったかと思うので、すごく納得しています。

山下社長

そうそう。あとはビジョンをしっかりご理解いただくこと
お客様にどういったスタンスで家づくりをしているのか?を誰でも伝えるようにしています。

妹尾

すばらしいですね。ビジョンやスタンスをお客様に伝えるということは本当に重要ですよね!また、今後のマーケットがどのように変わっていくか?という見立ても教えていただきたいです。

山下社長

大きく変わっているのはカスタマーインサイトだと思います。リコメンド機能の進化などでカスタマーが家づくりを考えるというところから、おすすめされるものを選択するというスタンスにかわっている。
なので、今までは「お客様に考えてもらう」というプロセス自体も楽しんで頂いていましたが、今後はシンプルにわかりやすく企画化された住宅が買っていくのではないかと思う。

山下社長

将来的には、2クリック、3クリックくらいで自分が欲しい家の価格が分かるというくらいシンプルになればいいなと思っています。完全にWEBで完結ということにはならないと思うので、ネットで絞った企画を体験するという行動に変わっていくのではないかと思います。

妹尾

確かにテスラ(車)もポチって変えるようになっていますし、遠くない未来に住宅も探すプロセスが大きく変わるかもしれませんね。
今回のインタビューで山下社長のお気持ちの変化と今後の住宅マーケットの変化が見えました!ありがとうございます!